日本核磁気共鳴学会

第6期会長のご挨拶

日本核磁気共鳴学会会員の皆様へ

日本核磁気共鳴学会第7期会長の就任にあたりご挨拶申し上げます。

 本学会は、初代会長の荒田洋治先生以来、各会長、理事会、および会員の皆様の絶え間ない努力によって、日本のNMR研究の発展に多大な貢献をしてまいりました。また、昨年度は、節目の第50回NMR討論会と記念国際シンポジウムを嶋田一夫学会長、西村善文NMR討論会世話人の下、成功裡に終了してきました。

 今年度は、また、新たな気持ちでスタートしたいと存じます。様々な研究の分野でNMRが使われるようになるにつれて、本学会の果たす役割も益々重要になってきております。NMR討論会や様々な学会活動を通して、NMR研究者の多岐にわたる要望や期待を、いかに的確に把握し、本学会がそれに答えていくか、いかに今後のNMR研究を担う若手研究者を育てていくか、等、皆様のご意見を拝聴しながら、真正面から取り組んでまいりたいと存じます。そのためにも、NMR討論会はもとより、学会誌や、ニュースレター、ホームページの充実に多くの力を注ぎたいと存じます。

 微力ではありますが、多くのNMR研究者が様々な分野で、いきいきと活躍できるよう、今後2年間、頑張っていきたいと思います。会員の皆様のご指導、ご支援を、よろしく、お願いしたします。

2012年4月1日

日本核磁気共鳴学会
会長 朝倉 哲郎