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チュートリアルコース |
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本コースについて |
好評を得ているチュートリアルコースを, 本年も討論会に先立ち開催します. NMRの歴史から, 最近の進歩・動向までを3名の先生方にレビューして頂きます. 学生・若手研究者を主な対象としておりますが, 一般の方の参加も歓迎します. |
概要 | |
日時 | 2008年11月11日(火)13:00〜18:00 |
会場 |
筑波大学 大学会館国際会議室 TXつくば駅, つくばセンターより筑波大学循環バスで 大学会館前下車徒歩二分 |
参加登録 |
参加希望の方は, 11月10日(月)までに所属,氏名をnmr47@chem.tsukuba.ac.jp宛にご連絡ください. なお会場に定員がありますので,事前にお申し込みがない場合は参加をお断りする可能性もありますのでご了承ください. |
費用 | 無料 |
プログラム(予定) | |
13:00〜14:30 | 児嶋 長次郎 先生「溶液NMRの最新技術」 |
(概要)溶液NMRの基盤技術の中で最近急激に進歩しているものを選び,基礎から最先端 技術(最新論文)までを概説します.また,NMR討論会で実際に発表される演題から興味 深いものを何件か取り上げ,そのバックグラウンドと研究内容を簡単に紹介します. 現時点で予定している内容は以下のようなものです.「最新ハードウエアの動向」 「溶液条件下での感度増強法」「超分子の溶液NMR技術」「NMRサンプルの調製法―パラ 水素標識と安定同位体標識」.これら以外にも可能な限り新しいNMR技術を紹介します. | |
14:40〜16:10 | 内藤 晶 先生「固体NMR最新手法の基礎と応用」 |
(概要)固体NMR分光法は固体材料や高分子の物性研究,さらには生体分子の構造や運動性の決定に 広く使われている.この最近の固体NMR手法について理論的背景からその応用にわたる範囲を実際の 研究例を紹介して解説する.具体的には「静止試料の磁気相互作用の解析」「MAS試料の磁気相互作 用の解析」「原子間距離測定」「各種固体二次元NMR」の内容をカバーする最近の生体関連分子に関 する研究論文を取り上げて固体NMR分光法の基礎から応用にわたる項目を研究例を紹介しながら解説 する. | |
16:20〜17:50 | 寺尾 武彦 先生「NMRはいかに創られたか: 2. NMRの誕生」 |
(概要)教科書では長年にわたって積み重ねられた多数の研究成果を簡潔に整理し, 系統的に淡々と記述されている.しかし,その裏には先人たちの血のにじむ ような努力やフィクションを超えるドラマが潜んでいる.本講演では時代を 画したNMRの研究にスポットを当て,どのような時代背景の下でどういう教育 ・研究歴を持った人物が何をきっかけに歴史的な発想を得て,どんな困難に 出くわしてそれをどう解決して研究を完成させたかを人間的なエピソードを 交えて話す.今回はBlochらおよびPurcellらによるNMRの発見に焦点を当て る.若い方々が話を通じて科学を研究するということはどういうことなのか を感じ取って頂ければ幸いである. |
チュートリアルコース 問い合わせ先 筑波大学大学院数理物質研究科 化学専攻 生物無機化学研究室 山本泰彦 E-mail: nmr47@chem.tsukuba.ac.jp |