- 趣旨
日本核磁気共鳴学会では、若手研究者への支援活動の一環として、2002年度から「若手ポスター賞」を設け、優れた若手研究者を表彰しています。2012年度からは、当該支援活動をより一層強化するために、「若手ポスター賞」を、大学や公的研究機関の若手研究者を対象とする「若手ポスター賞I」と企業の若手研究者を対象とする「若手ポスター賞II」に分割すると共に、最優秀若手ポスター賞の受賞者(IとIIで各一名ずつ)には、“NMRについて若手の優れた研究の奨励、企業での優れた研究応用の奨励を行いたい”との(株)JEOL RESONANCEからのお申し出により創設された副賞「JEOL RESONANCE賞」を授与してきました。
2015年度より、広範な研究環境で活躍する若手研究者への柔軟な支援体制を整えるために、「若手ポスター賞I」と「若手ポスター賞II」を統合して「若手ポスター賞」に一本化することにしました。さらに、“安定同位体の利用の促進を通してNMRの発展に寄与したい” との大陽日酸(株)からのお申し出による副賞「大陽日酸賞」を授与しました。2016年度には昭光サイエンス(株)からのお申し出による副賞「SIサイエンス賞」も授与しています。
年度により副賞は変更される可能性がありますが、特に優秀と認められた発表者等に対して贈られる「JEOL RESONANCE賞」などは従来通り授与されます。
- 応募資格など
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- 日本核磁気共鳴学会の会員であること
- 応募時において40歳未満であること
- 過去に同賞を受賞した方は対象外
- 原則として、1研究グループ当たりの応募者は2名以内
- 選考方針
- 日本核磁気共鳴学会の評議員により、次の項目について審査し、優秀と認められた発表者を表彰します。
- 研究内容(学術的価値の高さ、オリジナリティーの高さ、将来性)
- 要旨原稿とポスターの内容(論理的な明解さ、ポスターの完成度)
- プレゼンテーション(説明および質疑応答の的確さ)
- 表彰
- 「若手ポスター賞」受賞者は、NMR討論会の懇親会で表彰されます。
- その他
- 「若手ポスター賞」受賞者のNMR討論会での発表要旨は、NMRニュースレターおよびNMR学会誌に掲載されます。
- 日本核磁気共鳴学会は、若手ポスター賞授与式で受賞者の写真を撮影します。
- 撮影された写真は学会誌に掲載すると共に、学会HPで公開します。ご了承よろしくお願いいたします。
日本核磁気共鳴学会 若手ポスター賞 担当理事